【JEMCO通信】 ジェムコ日本経営 コンサルティング事業部/広報室 編集

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2014年08月

文責:ジェムコ日本経営 取締役 グローバル事業担当コンサルタント 高橋 功吉

前回は、海外でよく発生する盗難問題について述べた。

今回は、7月20日に問題発覚して騒動になった、上海の食品加工会社の消費期限切れ肉の使用事件について、感じたことを述べたい。

今回の事件は、「国民性を踏まえた対応の必要性」を示唆する事件であり、この国民性を踏まえた対応には、以前述べた生産条件の違いを踏まえた生産方式の検討と同じような検討が大切なことを示しているとも言える。今回は、これらへの対応について述べることにする。

 

◆各国の国民性の違いとそれを踏まえた対応について

 国民性の違いについては、先日、取材を受けたので、筆者が経験した具体的な事例については、記事が掲載された際に見ていただくとして(もっとも、どれだけ掲載されるかはわからないが)、我々、グローバル事業を展開する者としては、各国の国民性の違いを踏まえたオペレーションが大切なので、その視点で今回の事件を見てみたい。

 今回の上海の食品加工会社での事件は、自分の利益のみを考えるという国民性がよく表れている。どうしても、人口が多く競争が激しい国では自分の利益を優先せざるをえないという背景がある。そこに、少しでも道徳観があれば別だが、このあたりは、宗教や育った環境にもよるので、それらも踏まえて対応を考える必要があるということだ。それでは、このような国民性の国ではどのような仕組みを検討する必要があるだろうか。考え方は、以前述べた海外に進出する場合の生産方式の検討方法と同じだ。各国で生産する場合、その国の生産条件の違いを踏まえてリスクを抽出し、それに対応した生産システムを構築するということだが、今回の食品の安全確保という視点では、どんなリスクがあり、それに対し、どんな対策が必要だったであろうか。

 先ず、自分の利益だけを考えるということからすると、どんなリスクが考えられるかすべて抽出することが必要だ。このリスクの抽出は、徹底して性悪説で検討することがすべてのリスクを抽出するという上では大切だ。原材料という視点で見てみれば、有害物質が入っていようが、不衛生だろうが、カビが生えていようが、お客がわからなければ、安く仕入れられる肉ならどんな肉でも良いと考える可能性がある。当然のことながら、原材料についての検査基準については、それをいかにごまかすかということも考えられる。また、製造工程では、さらに安くするためには、何かしらの混ぜものができないかと考えてもおかしくない。不良品を作っても廃棄せずそのまま使うということも考えられる。すなわち、これらのリスクに対して、どのような対策を打つかが大切ということだ。原材料をチェックする仕組み、工程に指定のもの以外が入らない仕組み、不良品を再投入できない仕組み等が大切ということになる。ちなみに、検査やチェックを真に正しく行なうには、その企業の社員では難しいケースも多い。利害関係のない全く別の企業に依頼し、もし見逃せば大きな罰則がかかるというような仕組みの方が効果は高い。利益を重視する以上、自社の従業員が不良を見つけても隠ぺいしたり、安くせよという交渉はしても、それを使わないという判断がされることは難しいからだ。実際、日本の輸入業者が確実な品質の品を入れようとすれば、常時日本の輸入業者の人間が検査やチェックの仕事をするというやり方を検討するのも方法だ。

 ところで、今回の対策として、日本の購入側の企業は監査やチェックを厳しくするという対策見解を述べているところがあるが、これは、監査やチェック日以外の日に具合が悪い材料は使ってしまえばよいだけで、監査やチェックでいかに見つからないようにするかという取り組みがされれば、効果はほとんど期待できないことになる。

また、このようなことは生産現場だけに発生するとは限らない。流通過程にも発生する可能性がある。もっと粗悪な材料を使っているものと流通段階で取り換えることで、取り換えた商品を日本向けの安全な食品として国内で高く売ろうという考え方をするものもありうる。そうなると、流通でこのような粗悪品と入れ替えられないような対策も必要ということになる。実際、偽物が横行している国では、本物と偽物をいかに見分けられるように対策しておくかは大切なことだ。

 このように、先ずは、考えられるリスクをすべて抽出した上で、従業員の教育を含めて具体的な対策を織り込むことが大切と言える。ちなみに、中国だからすべて信用できないということではない。徹底した教育がなされ、極めて信頼性の高い品質を確保されている企業も多い。それらの企業は、これらのリスクをいかに摘み取るか、そのために何が必要かを検討され、対策を積み上げられてきていると言える。


◆産地はブランドイメージにも大きく影響する

 ところで、各産地の国民性やその国の特質は、そのままブランドイメージに直結している。安心・安全な産地のものは、大きくその産地名が表示されるだけで、訴求ポイントになり価値を向上させている。逆に、残念なことだが、中国産の○○という表示はそれだけでブランドイメージを低下させることになっている。すべての中国産に問題がある訳ではないものの、過去からの多くの事例がこれらのイメージを作り出している。ブランド戦略として大切なことは、○○企業の□□というように、その企業であれば、中国産と言えども、きちんとしたリスクを抽出し、適切な対策を打たれており信頼できる企業というイメージが作れるようにすることだ。それをするためには、単に監査・チェック体制を強化しましたとか、弊社では管理基準を定め、これに基づいてチェックしているので安全ですというレベルの話しでは、真の対策が打てているとは言えず、逆にブランド力を低下させることにもなるということだ。国民性の違いを踏まえた対応ということも考える必要があるのではないかと思う。

文責:ジェムコ日本経営  櫻内 康章
前回までのコラムの内容も踏まえ、業務改善、効率化の基本的な考え方を整理してみます。

●ムダの70%は意識がつくっている
管理・間接業務の改善・改革アプローチでは「意識改革」が特に重要だと申し上げました(本コラム第四回)。おそらくどの企業でも叫ばれている「意識改革」ですが、実践がむずかしいのもまた、この「意識改革」でしょう。
これまで多くのコンサルティング実績、経験から、「業務のムダの70%は意識がつくっている」といえます。ということは、「意識改革をすればムダな業務は減る!」はずです。
つまり、仕事の仕方を変えよう、価値ある業務へと変えようとするなら、そもそも、いま行われている仕事の仕方やしくみは人が決めているわけですから、そこに潜むムダは、業務に関わっている人の意識次第でいかようにでもなる、というわけです。
改善、改革では「意識を変えて行動を変える」、「行動を変えて意識を変える」の両面から迫っていくことが大切です。

●ムダな業務は効率化してもムダ
前回(第五回)、「ムダな業務を効率化しても全く意味がない。ムダは廃止すべし!」と申し上げました。ムダは所詮ムダなのですからこれを効率化することほど無意味なことはありません。やめればよいのです。しかし、これが意外と難しいのは、やはり「意識改革」が出来ていないからということでしょう。

●改善・改革には順序がある
ところで、改善、改革を成功させるには、取り組む順序というのがとても重要です。一般に業務改善というと、往々にして「ともかく業務を減らそう、アウトソーシングだ、システム化だ」という方法が議論されるケースが多いものです。しかし、取り組む順序を間違えると、改善効果の発揮は期待できません。取り組む順序については最後に改めて説明します。

●HOWではなく、まずはWHYから
改善、改革に取り組むにはいろいろなアプローチ手法がありますが、どうも日本人はHOW論は得意なのですが、WHY論が苦手のようです。仮に「この仕事はどのようにやるか?」という問いにはすぐに答えられると思いますが、「この仕事をなぜやるか?」には即座に答えられるでしょうか?
例えば「報告書を作成する業務」を改善しようとすると
「OA化、システム化できないか」とか、「ペーパーレス化を図ろう」とか、どちらかというと「どうやるか」という“HOW”の思考アプローチが一般的です。
しかし、本来まずとるべきアプローチは「なぜその業務をするのか?その目的は?」という“WHY”の思考アプローチです。つまり、まず目的追求が原点で、もし目的がない、曖昧であれば、その「『報告書作成』という業務は、廃止しましょう」。というものです。目的があるのであれば、「その目的を達成するために見合った、最小のコストで行うようにしましょう」ということになります。実は、企業ではこの“WHY”の思考アプローチが弱いため、どうしても仕事が形式化し、業務がどんどん自己増殖してきてしまいました。
管理・間接業務の改善で大切なことは
・今行っている仕事に対しては ⇒「なぜその仕事を行っているか?」
・新たに行う仕事に対しては ⇒「なぜその仕事を行う必要があるか?」
というとらえ方をすることです。

■改善・改革アプローチの基本(順序)
さきほど「改善、改革には順序があります」と申し上げましたが、次の3つがポイントです(図参照)。
140821_吉井コラム_図

① 「ヤメル」、そして②「ヘラス」、そして③「ウツス」の順となります。
この順序は極めて重要です。
よく逆の順序で改革を進めてしまいがちです。例えば、「使用頻度が低い資料づくり」に対して予算、時間をかけてシステム化したり、「そもそも不要、あるいは価値の低い業務」についてお金を払って外部に委託したり、いきなり「ウツス」から行ってしまうケースです。
あくまでも改革の順序は
まず①ヤメル…ともかく目的がない、曖昧、無用な業務は廃止します。これらは減らしません。廃止です。
次に②ヘラス…量を減らします。あるいは時間を減らします。その上で、目的を果たす合理的なやり方に変えていきます。そして方法の改善やIT活用につなげます。
そして残った業務について③ウツス…移管、集約、アウトソーシング化などを検討します。
これが改善・改革アプローチの基本、取り組む際の重要な順序です。
今回ご紹介した内容はWebアカデミーで取り上げています。詳細については以下のサイトでご覧いただけます。
http://www.jemco.co.jp/academy.html

文責:ジェムコ日本経営 広報室 マーケティング担当 安村亜紀

今回は、編集後記、拡大編をお届けします。実は、GWごろからダイエット作戦を開始8月21日段階で10Kg減りました。まだまだ道半ばですが、中締めということで以下にポイントを纏めてみました。140821_ファスティンググラフ_

<方法>

1.3回のファスティング(酵素ドリンクと水2-3リットルのみで3日間普通に過ごします)

2.ファスティング時以外は、低糖質・高タンパク・高ビタミンな食生活(糖質は一日50g以下を厳守)

3.運動投入(7月から加圧トレーニングとホットヨガを始める)


<最大のポイント>

ファスティング、つまり断食は、きついし絶対無理!と仰る方が多いです。私もそう思っていましたが、今回とった方法は、何も食べないわけではなく、酵素ドリンクと水2-3リットルは取るやり方ですので3日間、意外にすんなり過ごせます。それより、ファスティング後の復食と呼ばれる3日間をどう乗り切るかが大変です。でもココをきちっとしない限り、かなりリバウンドします。頑張った三日のファスティングが元の木阿弥になってはかなわない!という気持ちで乗り切りました!復食期間は、基本的に玄米粥やテンペ粥に大根おろしやうめぼし、ジャコといったものを入れて食べ、ランチは果物のみ。これをきちっと2-3日することが最も重要で苦労する点です。コレが面倒くさくて酵素ドリンクと水で過ごしていた方が楽ー!!と何度心のなかで叫んだことでしょう。

飲み会やら、出張やらいろんな予定に恵まれている私にとって、ファスティングで最も大変なのはスケジューリングです。いつから3日断食して、3日復食して、という計画立案が肝になります。何より飲み会や食事の誘いを断るのが一番難しい!(笑)


<穀物大好きとの戦い>

ご飯と麺が大好物な私にとって、低糖質生活はスタート当時、本当に辛かったのですが、2か月もすれば慣れます。

全く抜くのではなく、●.夜は食べない、●.どうしても食べたいときは1日1回、一杯は食べる ●マンナンライスを混ぜたご飯を用意しておく

等で運用しています。基本的に、炭水化物は極力食べない生活は一生続けていく必要がありそうです。慣れですね。


<小腹がすいたら、おにぎりはNG!>

小腹がすいたら、おにぎりを食べる生活を30年以上続けた結果、この体重この体型。小腹がすいたら食べるものには気をつけています。

●甘いもの系:SOYJOYや、森永製菓のマクロビ派、欧米から輸入したグラノラバー

●しょっぱいのの系:チーズ、くるみ、アーモンド、チクワ、カニカマ、7のサラダチキン

*飲み物を買い忘れた状態でサラダチキンを新幹線で食べてたらポソポソしてのどに詰まって窒息しそうに・・・(涙;)しょっぱいもの系のムシ抑えには、お茶か水を必ず携帯しましょう。

<お酒のチョイス>

・焼酎、ウイスキー優先。

・ワインは白より赤

・日本酒NGだけど耐えられないので一合まで(コレが辛い!)

・ビールNG(ビール嫌いだから問題なし!)

<食べ物のチョイス>

・肉はガンガン食べてよし!with野菜
・基本的には、まごわやさしい コンプリートを目指す (ま=豆、ご=ゴマ、わ=海藻類、や=野菜、し=きのこ、い=いも)

<指導者の存在>
栄養士でファスティングマイスター・プロフェッショナルの先生の叱咤激励が、私のダイエットを強力にサポートしてくれました。

短期にかなりの減量ができるというライザップさんの方法に非常に似ているように思います。
 

<効果>

・10Kg減って身体が軽くなり動きが軽快に!

・健康診断の結果が、ALL白!問題箇所ゼロに!

(去年は、血圧、血糖値、コレステロール、中性脂肪等々、アウト項目だらけでした・・・)

・舌や鼻が敏感になり、食材本来の味を味わえるようになった

・3年前の服が入るようになった

・何故かお酒がさらに強くなった。

・毛穴が縮まった(実はこれが一番うれしい!)
 

道半ばですが、このライフスタイルはしばらく続けたいと思います。まだ今は、成人病まっしぐらの不健康体型から、成人病予備軍になった程度であります。ですので、引き続き、ファスティングと低糖質生活を楽しみたいと思っています!実は、勢いで10月に10Kmマラソンを申し込んでしまったので、今はそれが一番の心配の種です・・・不健康生活を続けてきた私が、10Km走りきれるのでしょうか?前途多難です。

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