文責:ジェムコ日本経営 営業部


我々コンサルタント会社にとっての報告会とは、そこですべてのコンサルティングの評価が下される緊張する場面です。メンバーとは血のにじむ思いで頑張っても報告会でトップから「こんな内容じゃ評価できない」と言われてしまえば落第点になってしまいます。

過去には、ある楽器メーカーの社長から「エクセレント。感無量」という言葉を頂いた感動的シーンもありました。 

今回ご紹介するのは、技術力の高い高収益体質の電子部品メーカーでの報告会です。

この会社は、高い技術力はあるのですが、謙虚すぎて「せっかくのブランド力が活かされずもったいない」と言われており、会社名も知る人は知るという感じで、新卒の採用にも困っていました。

そこで、外に向かって訴求する力をつけようということで広報を中心としたコンサルティングを展開し、今回の報告会となりました。主な発表の内容は次のようなことです。

まずやったことは、プレス発表会です。雑誌・新聞社の記者に会社に来てもらっての名刺交換からです。全員の記者が訪問は初めてで、多くの記者からは「名前は知っていたけど・・・」「こんな技術があるんだ」「これは話題性が高いですよ」など多くの反響を呼び、技術者インタビューの記事は複数社で無料での記事化を実現できました。これはのちに展示会などの集客にも効果を表しています。

展示会も上記の記事化に加え、製品をかたどった手ぬぐいが受けて、名刺の交換数が前年の4.5倍になり、トップの方々も驚いていました。たかが手ぬぐいですがユーモアがあり好センスのもので、営業からも使いたいという申し出があり、営業がサンプルをその上に置いて説明をしたのですが、顧客からは「サンプルよりこの手ぬぐいをください」と言われるほどだったそうです。発表会場の皆さんは大笑いしていました。 

今回は、雑誌の記事も外に向かってだけではなく、100周年に向けて社長から若手社員へのメッセージも含まれています。「常に期待に満ち溢れる未来を向いて、未来が来るのを待つのではなく主体的に未来をつくっていく積極的な風土をつくり、お客様の期待を100周年に向けて醸成しよう」というものです。

とても夢のある良い会社だとつくづく思いました。 

こうして、笑いの絶えない報告会が終了しました。コストダウンの報告会などでは、プロジェクトX的な「根性と最後まであきらめない覚悟で成し遂げた」というような感動的なものもあるのですが、今回は広報ということもあり、希望に満ちた楽しい報告会で好評価を頂くことができました。